リレンザの添付文章に記載の注意事項について

抗インフルエンザウイルス薬リレンザの添付文書には、幾つかの注意事項が記載されています。
まず、効果・効能に関連する使用上の注意として、治療に用いる場合には症状が出てから2日以内に投与を開始すること、予防に用いる場合には、インフルエンザを発症している人と同居または共同生活を送っている人のうち、高齢者や持病のある人が対象になるとしています。
用法・用量に関する使用上の注意としては、治療に用いる場合には発症後できる限り速やかに投与を開始すること、予防に用いる場合には感染患者と接触後1.5日以内に投与を開始すること、慢性呼吸疾患の吸入薬を併用する場合にはリレンザより先に使用することとされています。

使用上の注意としては、重要な基本的注意、副作用、高齢者・妊産婦・授乳婦・小児等への投与、適用上の注意が記載されています。
リレンザ使用後に、異常行動があった例の報告があったので、小児や未成年者への投与をした後は少なくとも2日間は一人にしないよう配慮が必要です。
リレンザとの因果関係は不明ですが、十分注意したいところです。

重大な副作用としては、アナフィラキシー症状、気管支痙攣・呼吸困難、皮膚障害が現れた場合には投与を中止して適切な処置を行います。
発疹や下痢、悪心、味覚障害、動悸などの症状に気づいたら、適切な処置を行います。
リレンザは体内にほとんど吸収されないので、副作用が出ることは少ないのですが、これらの症状があった場合には、医師や薬剤師に相談してください。
小児へは吸入を適切に行える場合、授乳婦へは授乳を避ける条件での投与となります。
高齢者や慢性代謝性疾患、循環器系疾患患者への投与例は少なく、妊産婦へは通常投与されません。

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